嫁入りした奥さんに対して、理不尽な言動で精神的に追い詰める、嫁いびり。
嫁姑問題の解決になるカギとなるのは夫の行動とされていますが、実際にはどう行動すべきなのでしょうか?
本記事では、嫁いびりをする姑の心理と対処法からオンラインカウンセリングの紹介までを詳しく解説。
また、嫁いびりを解決した体験談を紹介しているので、嫌がらせをやめさせるヒントも得ることができます。
心無い言葉に傷ついている奥さんを、一刻も早く救ってあげましょう。
目次
嫁いびりとは
嫁いびりとは、主に姑が嫁をいじめることを指しますが、小姑やしゅうとなど夫側の家族にいじめられている場合も含まれます。
嫁いびりという言葉が誕生したのは、なんと江戸時代なんだそうです。
嫁入りした女性はその家の労働力となり、厳しい嫁いびりに耐え抜いてきた……という古い時代背景が未だに残ってしまっている日本。
嫁いびりに悩む女性たちの姿が消えることはありません。
もし、妻が母親から嫁いびりを受けているのかも…と感じている人は、いち早く対処しましょう。
嫁いびりをする姑の心理
理解しがたい姑の行動には、執念や恨む気持ちなどが隠れています。
嫁いびりをやめさせるために、まずは姑の心理を突き止めることからはじめましょう。
息子を嫁に取られたと感じている
姑が嫁をいじめるのは、子離れできていない証拠。
嫁に対する嫉妬心が大きく、大事な私の息子を返して! と思っていることも。
嫌いな嫁を前にすると嫌味しか出てこなくなってしまう典型的なタイプです。
嫁は姑にとって格下だと思っている
上から目線の態度をとる姑も多いです。
心の底で仕方なく嫁にもらってあげたのよ! と嫁を下に見ている場合が多く、自分の言う通りに嫁が動かないと怒りを表すこともしばしば。
嫁が何をやっても認めることはせず、ふてぶてしい態度ばかり取ってしまう困ったタイプの姑です。
全て悪いのは嫁のせいだと思っている
嫁を徹底的に悪者にしたがる姑もいます。
息子と仲が悪くなったのは嫁のせい、嫁のせいで料理が不味くなった、嫁がきてから体調が悪いなど、あらゆる原因を嫁に押し付けるタイプです。
非を認めることはなく、自分がすべて正しいと思っている姑を相手にしても疲れ果ててしまうでしょう。
嫁いびりの対処法
嫁姑トラブルの中でも、嫁いびりは解決までかなりの時間を要する問題。
しかし、ある方法を使って、意外とあっさり解決した家庭も少なくはありません。
ここでは、嫁いびりをやめさせる対処法をいくつかご紹介します。
放置したり諦めたりせず、できる方法からお試しください。
子供を姑と嫁の間に挟む
孫が大好きな姑に非常に有効なのが、嫁と姑の間に子供を挟むという方法。
可愛い孫の前で嫁いびりはできず、相手をひるませることに成功します。
子供としても大切なママを守ろうという意識が働くので、奥さんにとって大きな味方になるでしょう。
ただし、子供を盾にするのではなく、あくまでもさり気なく子供と一緒に行動を取るという程度にとどめてください。
夫が姑に嫁いびりをやめるようはっきり言う
嫁の言うことは一切聞かなくても、大事な息子のことだけは聞く姑もいます。
家庭の中で奥さんを守れるのは、夫しかいません。
姑に対して嫁いびりはやめるよう、はっきり言うことが大切です。
それでも無理なら、親戚を巻き込んででも、姑から奥さんを守る行動に出てください。
自分の行き過ぎた行動を反省してもらい、嫁に対して謝罪するまで説得をし続けましょう。
姑が嫁いびりを辞めるまで子供に会わせない
嫁は嫌いでも孫は大好きという姑には、「孫を会わせない」という仕返しも行ってみましょう。
孫に会いに来ても家には上がらせず、子供を姑に預けないという一貫した態度を取ることがポイント。
中途半端な態度を取ってしまうと効果は半減してしまうので、夫婦でしっかり話し合った上で徹底的に行ってみてください。
寂しさから「許してほしい」という気持ちが生まれ、上手く行けば姑から謝罪の言葉を聞くことができます。
嫁いびりを解決した人の体験談
姑の嫁いびりをやめさせることなど無理ではないのか? と思う人もいるでしょう。
ここでは、嫁いびりを見事解決した人たちの体験談を紹介します。
どのような方法で平和な日々を取り戻したのか、ぜひ参考にしてください。
姑の嫁いびりをやめさせた孫の一言
私は28歳のときに夫と結婚して以来、夫の実家で同居をしています。
夫と私の家庭に大きな格差はなく、平和な結婚生活が始まっていくのだろうと思っていました。
でも、結婚当初から嫁いびりのような行動がはじまったんです。
上から目線で私に家事を命令するようになり、次第に口出しも多くなりました。
私が野菜を切っていれば横から「その切り方じゃ不味くなる」と言い、私が掃除した後には「ゴミがある」と言うような嫌味を言われる日々が続いたんです。
その数年後、私は女の子を出産。
孫の誕生に大喜びで娘の面倒はよく見てくれますが、私への攻撃は相変わらずでした。
そんなある日、姑の孫である娘がこう言いました。
「どうしておばあちゃんはママが嫌いなの?」と。
そして「ママが嫌いなおばあちゃんは嫌い! 」と言ったんです。
見えない場所で聞いていた私はガッツポーズ!
姑は、娘のストレートな物言いに、ぐうの音も出なかったようです。
答えに詰まった姑のバツが悪そうな表情を、今でも覚えています。
その日以来、姑からの嫁いびりがなくなったんです。
とはいえ、姑との関係にしこりは残っているし、上から目線の発言はまだあります。
娘の言葉で救われ、以前のような嫌味に耐える日々からは解放されました。
嫁いびりを撃退するには大好きな孫を上手く利用するしかないのかもしれません。
〈36歳 女性 専業主婦〉
母と縁を切る覚悟で嫁を守った
5年前に結婚をして、2歳になる子供がいます。
家実近くに住んでいるのですが、結婚したばかりの頃から母と妻の不仲が気になっていました。
母は妻を受け入れたくないのか、親戚中にありもしない妻の悪口を広めていたんです。
それが発覚したのは、結婚して初めて迎えたお盆の時でした。
親戚中が実家に集まって食事をしようというとき、みんなの嫁に向ける口調がなぜか厳しく違和感を感じました。
親戚を問い詰めて、ようやく母の悪態に気づきました。
まさか、母がこんなことまですると思わず、息子としてショックでした。
もちろん、母を問い詰めたけど知らないふりをしたので、その日から実家に行くのをやめて連絡も断ちました。
「孫に会いたい」と家を訪ねてきても、家に上げることはありませんでした。
そんな関係が3か月ほど続いたとき、母から「謝りたい」と連絡があり、電話越しに「本当にごめんなさい」と言ってくれました。
嫁姑の関係が修復したとは言いがたいですが、妻の大きなストレスは減ったようです。
嫁いびりをやめさせるなら、縁を切る覚悟がないと厳しいですね。
表面的には嫁に優しくして見えても、裏で嫁いびりしている場合もあるんだなと思い知らされました。
〈40歳 男性 営業〉
姑の嫁いびりは1人で悩まず相談を。
嫁いびりは夫婦仲にも悪影響を及ぼすので、いち早く解決させなければなりません。
泥沼化しやすい嫁姑問題に悩んだ人には、プロのカウンセラーからのアドバイスを受けてみましょう。
ここでご紹介するオンラインカウンセリングには、家庭問題への相談実績が豊富なカウンセラーが在籍しています。
1人で悩まずプロの力を借りましょう。
エキサイトお悩み相談室
運営歴 | 13年 |
カウンセラーの在籍数 | 130人以上 |
料金 | 電話相談:1分100円~ メール相談:1通3,000円前後~ |
ホームページ | オンラインカウンセリングエキサイトお悩み相談室 |
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相談したい内容と得意ジャンルが一致するカウンセラーを見つけて相談してみてください。
・湯村圭一郎 カウンセラー
料金 | 1分250円 |
資格 | 産業カウンセラー・心理相談員 |
相談内容 | 人間関係・深層心理・恋愛・トラウマ・ハラスメント・性の悩み・依存・発達障害など |
湯村カウンセラーは、「家庭・家族」カウンセラーランキングで1位を取得する実績と人気のある先生。
メンタルトレーナー、依存やストレスケアの講習を行うなどプロとして幅広く活躍しています。
湯村カウンセラーは、嫁姑問題も得意とする先生ですので、今抱えている問題をぜひ打ち明けてみてください。
【おすすめポイント】
・穏やかに話を聞いてもらえる
・家族や夫婦の悩みに強い
【口コミ】
評価:★★★★★5.0
嫁と母の不仲が続き、板挟みになってしまい湯村先生に相談しました。支離滅裂の話にも耳を傾けてくれ、話しているうちに気持ちが落ち着いていくのを感じました。男性同士ということもあり話しやすかったです。嫁姑問題とどこか軽視していたのかもしれません。これからは嫁と母の気持ちを考えて行動しなければと思わせてくれました。今後も先生に相談しながら改善していけたらなと思っています。
〈38歳 男性 飲食〉
嫁いびりの解決は夫がカギ
姑の嫁いびりは放置すればするほど、エスカレートしていく一方です。
嫁姑問題を解決に導くカギとなるのは、やはり夫の存在です。
夫としての立場に悩んだときは、カウンセリングを受けて、プロの意見を聞きましょう。
嫁姑問題がいち早く収束することを願っています。